【まくさん編】
Legion T550をクリエイティブ用途として検証!
私は普段から3Dモデリングツールやゲームエンジンを利用した開発をおこなっているので、今回はお借りしたPCのスペックがどのくらいなのか、ゲーム用途ではなくクリエイティブ用途としての視点から検証していきたいと思います。
今回お借りしたのはLenovo Legion
T550。スグゲーのプランで言うとスタンダードプランです。デスクトップPCのほか、モニターやキーボード、マウス、ヘッドセットも付属しています。
https://legion-sugu-game.com/item/DT2S04.html
特に注目したいのはGPU。GeForce RTX 3060Tiと、かなり高いスペックのものが搭載されています。
メモリは16GBでちょっと少ないので、がっつり映像編集するにはもう少しスペックがあったほうがいいかもしれません。
モニターは24.5型で最高解像度は1920×1080。
高さ調整ができ前後に傾けることもできるほか、蛍光灯の真下に置いても反射でテカらず遠くから見ても見やすいディスプレイでした。
マウスやキーボードは有線接続です。
Blender3.0で検証
Blenderは、一般的なデータであれば一切のラグなくプレビューすることができます。快適です。
では、あえて重いデータで試すとどうでしょうか。Blender公式が配布しているサンプルファイルを用いて検証してみます。
サンプルファイルはBlenderのデモムービーでも使われており、プロが本気で最新の機能を駆使して作った代物です。ゆえに頂点数は200万と目を疑うほど。
Blender3.0のサンプルファイルである、Sprite Frightを開いてみました。
Cyclesでのプレビューはそれなりにスムーズに動きます。カメラを回転させても、リアルタイムでビューが変化していきます。
画像としてレンダリングしてみると…
約2分15秒で1%進みました。ということは全部完了するのには約225分=3時間45分くらい?そこそこかかりますね。
ちなみにこのBlenderプロジェクトは、本来はムービーなので、全フレームレンダリングすると大変なことになってしまいます。
とはいえ1%の時点で大部分の絵は出力されているようでした。内部処理が相当重いのでしょうか。
一方、私がもともと持っていたノートPCでもやってみました。
初期カメラ位置でのプレビューこそなんとか持ち堪えたものの、カメラを回転させようとすると「応答なし」になってしまいました。
プレビューの段階で応答なしになってしまうほどですので、レンダリングは諦めました。
私がもともと持っていたPCのスペック(CPU:Intel Core i7-7700HQ/ GPU:GeForce GTX
1070/メモリ:16GB)でも、ローポリゴンのキャラクターなどそれほど重くないファイルであれば特に支障なく作業を進めることができます。が、やはり重いファイルを扱う場合は、GPUの差が顕著に現れると考えられます(Cyclesのレンダリングを担っているのはGPUです)。
Unreal Engine 4.xで検証
Unreal Engineでも検証してみました。
まずはサンプルのFPSゲームを起動してみます。モーションブラーや物理も非常にスムーズです。
こちらのサンプルに関しては、Legion T550iと私用PCでは、体感として動きや映像に差はありませんでした。
Blenderに続いて、UEでも重い負荷をかけてみましょう。Unreal Engine 4のシネマティック性能のデモ、Infiltratorを試してみます。
https://docs.unrealengine.com/4.27/ja/Resources/Showcases/Infiltrator/
まずはLenovo Legion T550から。
さすがにデータの読み込みには5分ほど時間が必要だったのですが…
読み込みが終わると、実行時はラグもなく非常に高精細な映像が出力されました!
続いて、私用PCでも試してみました。
すると、意外にも、こちらも特に問題なく高精細な映像が出力できました。
ゲームエンジンは3Dソフトよりも動作が軽く、意外にもスペックの差が反映されにくい結果となりました。
まとめ
特に3Dソフトを扱う方にとって、スグゲーでLenovo Legion
T550という選択肢は魅力的なのではないかなと思います。上を求めればキリがないのですが、サクサク快適、重いファイルでも動かすことができるスペックです。さらに上位のスペックのPCも用意されています。
https://legion-sugu-game.com/top.html#item_section
もちろん、それ以外の方にとっても、「どんな作業をするにあたってもストレスなく快適なPC」は、一度体験したら戻れないほど良いものです。
おまけ_ Xbox Game Pass
スグゲーには、100を超えるゲームをプレイできる「Xbox Game Pass」が付属しています。
https://legion-sugu-game.com/ext/xbox_about.html
これもスグゲーをおすすめしたいポイントの一つです。クリエイティブ用途だけでなく、こちらも活用して沢山のゲームに触れることができました。
負荷の高そうな3Dゲームもサクサク動き、ゲームプレイにストレスを感じることはありませんでした。
スクリーンショットをワンボタンで取れたり、各ゲームにXbox側で実績が用意されていたり、ゲームを楽しむための工夫が最初から備わっていたのも良かったです。
以下はXbox Game Passではありませんが、「原神」をプレイした時のスクリーンショットです。高画質高負荷の設定にしても余裕でした。